「チャシ」はアイヌ語で「柵囲い」を意味し、砦、祭祀の場、見張り場など多目的な用途で使われていたとされます。
北海道内でチャシ跡は500ヶ所ほど確認されており、根室市内には32ヶ所のチャシ跡が残り、うち24ヶ所は「根室半島チャシ跡群」として国指定史跡に指定されています。また、平成19年には日本城郭協会が定める日本100名城のひとつ(お城番号1番)として選定されました。
根室市内のチャシ跡が築かれた正確な年代は不明ですが16~18世紀頃とされています。
根室市内のチャシ跡は、海を臨む崖上に、半円形や方形の濠を巡らせた「面崖式」(めんがいしき)のチャシ跡が多く、濠を組み合わせた大規模なものが多いことで知られています。
根室市の厚床(あっとこ)、初田牛(はったうし)、別当賀(べっとが)エリアの5人の酪農家がつくった牧場をつなぐ散歩道「根室フットパス」。
牛の放牧地や標津線跡、かつて牛乳を輸送缶で運んだ馬鉄跡を歩いて酪農産業のあゆみや根室の自然を体いっぱい感じよう!
また、落石方面の漁村部から海岸沿いをめぐる「落石シーサイドウェイ」も整備中です。
約330種の野鳥が観測できる根室は、まさに野鳥の宝庫。風蓮湖、春国岱、長節湖などバードウォッチングできる海、湖、森があちらこちらにあります。
シマフクロウ、オジロワシ、オオワシ、クマゲラ、ヒシクイ、タンチョウなど、天然記念物や特別天然記念物に指定されている鳥も数多く、毎年全国各地から、多くの方がバードウォッチングで訪れています。
バードウォッチングは、双眼鏡さえあれば初めての方でも簡単に挑戦できます。
バードウォッチングのノウハウや野鳥の情報など詳細は春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンターで聞いてもOKです。
歯舞、落石地区では小型船に乗り普段見ることのできない外洋からの景観を楽しむことができます。
「本土最東端パノラマ・クルーズ」では海から納沙布岬などが見られ、落石ネイチャークルーズでは北海道指定天然記念物「ユルリ・モユルリ島」が間近で見られます。
また、北の海域に生息する珍しい海鳥などの動物も見られます。
根室で生まれ育った地元のガイドさんたちが、根室ならではの自然、歴史、風土を説明しながら豊かな自然をガイド。
プロの方が同行すれば、思いっきり自然の風に触れられます。
平成23年7月、根室市観光協会では「根室の貴重な自然、野鳥の宝庫としての魅力を内外の方々に伝えられる知識を持った地元の方を一人でも多く増やしていく」ことを目的に参加者を募り「ねむろトコロジスト(市民自然ガイド)養成・実践講座」を開催しました。
平成23年9月に講座を修了し、8名のトコロジスト(市民自然ガイド)が誕生しました。
地元住民からなるトコロジストが貴重な自然の魅力あふれる春国岱をご案内いたします。
是非、ご利用下さいませ。
牛乳やチーズはすきだけど、「乳牛」は近くでみたことも触れたこともないという方におすすめ。
牧場の見学だけもOK、搾乳=乳しぼりたの体験もできます。また本格的な一日牧場体験のメニューも用意しています。
「花咲線」は、JR根室本線の釧路駅から根室駅の間につけられた愛称です。
列車は原野、森林、海岸線を走り、車窓からは道東ならではのダイナミックな風景が楽しめます。
魅力あふれる「さいはての鉄路 JR花咲線」是非一度、ご乗車下さい。
根室市観光協会 レンタサイクルサービスのご案内(5月~10月)
ご利用可能期間 5月~10月末日まで
ご利用時間 5月と10月は9時~16時まで
6月から9月は8時~16時まで
※天候状況により貸出しを中止する場合がございます。予めご了承ください。
根室市観光協会窓口では秋までレンタサイクルの貸出サービスを行っております。自転車から見る根室の景色はまた一味ちがった楽しさがありますよ♪
なお、ご利用の際は「レンタサイクル申請書兼利用承諾書」をご確認・ご理解のうえ、利用願います。
当協会窓口に自転車用空気入れ(英・米・仏式バルブ対応)もご用意しておりますので、ご利用ください。